巽 正文 Tatsumi Seibun

1940年、下北山村生まれ。中学校卒業と同時に村を離れ、高校、大学と進学した後、大阪にある商社の協議会に就職。その後、教師の道へ。1967年、下北山村中学校に赴任し、母校で4年間教鞭をとる。教員を定年退職後、京都大学大学院教育学研究科で2年間学び、教育史の修士号を取得。2003年にUターン。熊野市の専門学校で社会学を教えながら京都大学と大阪教育大学で教育史の研究生として学ぶ生活を送る。2016年頃から、村に古くから伝わる「釜炒り茶」づくりを開始し、現在も自力で奮闘中。2018年から下北山村歴史民俗資料館の管理人となり、その間約2年、所蔵古文書の解読に浸るが、退任後も古文書解読をはじめ村の歴史の研究を続ける。

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